2019年6月13日

Ryzen PCの自作に挑戦!Day1

はじめに

はじめてパソコンの自作に挑戦してみました。今回はパーツをそろえるところから、組み上げて完成するまでを紹介したいと思います。

選定パーツ紹介

それではパーツ紹介に入ります。

CPU Ryzen 7 2700

まずはパソコンの頭脳であるCPUから。今までIntelしか使ったことのない「Intel信者」でしたが、今回は思い切ってAMD社製のCPUにしてみました。

ここ最近、Intelは伸び悩んでいます。第9世代を発表・発売してから、次々に脆弱性が発見されてしまい、どんどんと性能が低下してしまっています。それとは対照的に、AMDは第3世代Ryzenを発表し、コスパの良さとワットパフォーマンスの点でIntelを引き離しにかかっています。そんな流れもあり、今回は敢えてRyzenをチョイスしました。今後CPUの市場では、Ryzenのシェアがますます広がっていくでしょう。いずれはIntelを抜き去ってしまう日が来るかもしれません。今後が楽しみですね。

気になるスペックは以下のとおりです。

詳細スペック

コア数/スレッド数 8/16
ベースクロック 3.2GHz
最大クロック 4.1GHz
許容(定格)消費電力 65W
プロセスルール 12nm
購入時価格 ¥24,000

もしかしたらこれを見てもピンとこない方がいるかもしれません。「プロセスルール?どんなルール?」なんて思う方もいるでしょう。

注目すべきは「コストパフォーマンス」と「プロセスルール」です。コストパフォーマンスについては、ほぼ同等のスペックを持つIntelの第9世代Core i7と比較すれば明らかです。「プロセスルール」については、一般的に数字が小さいほどいいといわれています。AMD社の第3世代Ryzenシリーズは、なんとプロセスルール7nmを実現しています。Intelの第9世代で14nm、新世代として発表された第10世代ですら10nmです。AMDがいかに本気か、ここからうかがえます。IntelCPUにも魅力的な機能はたくさんあります。しかしながら、果たしてその新機能は普段使いで使いきれるものでしょうか?普段使いで利用するなら私は断然Ryzenをお勧めします。普段づかいでは同じような性能のCPUでも、Ryzenのほうが10,000円ほど安いですからね。

第2世代Ryzenはマルチスレッド性能が優れています。具体的に得意な分野は、動画の書き出し・エンコード(H.264)やzip・7zファイルの解凍です。この2つについては、Core i9に引けを取らないほど高速です。

付属のCPUクーラーは結構優秀です。RGB LED対応です。LEDの光らせ方はUEFIで制御が可能です。AMD社のCPUに付属している純正クーラーは、比較的冷却性能が高いといわれています。8コアすべてを4.1GHzまでオーバークロックさせてぶん回さない限り、純正クーラーでも十分冷えます。こんなところもIntel社の製品と比べて有利となるポイントだと思います。IntelさんもCore i9-9900K(KS)に純正で「虎徹」級のクーラーを付属させてくれれば十分「買い」だとは思うのですが…

マザーボード ASRock X470 MASTER SLI

ATX規格のマザーボードです。名前の通り、グラフィックボードのSLI接続(2つのGPUをつなぐこと、AMD社製GPUではCrossFireXといいます)が可能です。ほかにも、放熱板付きのSSD用M.2スロット、多くの端子を接続できるI/Oボードなど、ATXならではのメリットがたくさんあります。電源フェーズも12本と多く、電源回路の安定性は抜群です。

UEFIも使いやすいです。日本語にも対応しています。アメリカ製ですので、日本語が不自然な部分は仕方がありませんが、実用では問題ないと思います。

スペックはこんな感じです。

詳細スペック

フォームファクタ ATX
チップセット X470
搭載可能メモリ枚数 4枚
最大メモリクロック 3466MHz(OC時)
PCIeスロット 3.0×16:2スロット
2.0:1スロット
マルチGPU NVIDIA、AMDとも対応
M.2スロット Ultra M.2(PCIe Gen3x4 & SATA3):1スロット
M.2(PCIe Gen2x2 & SATA3):1スロット
USB3.1 Gen2 Type-A:1
Type-C:1(それぞれ背面側)
USB3.1 Gen1 背面側6、前面側最大4
USB2.0 前面側最大4
オーディオ Realtek ALC892使用 7.1ch HD
LAN Intel ギガビットLAN

ちなみにこのマザーボード、作者が購入したときは、ネットショップよりも実店舗のほうが2000円ほど安かったです。実際に店舗まで行って品定めしたかいがありました。

メモリ Corsair VENGEANCE LPX 8GBx2 DDR4-2666

この製品、なんと永久保証付きなんです。他にはあまりないメリットですね。本体にはアルミニウムが使用されていますので、放熱性能は高いです。公式で「高性能オーバークロック用」とされているだけありますね。放熱を考慮して設計されたデザインもかっこいいです。

今回購入したマザーボードのUEFIでは、メモリクロックがなぜか2133MHzとなってしまいます。いちおうオーバークロック駆動は可能なのですが、(ビビりなもので)このまま使用しています。

ビデオカード Palit GTX1660Ti 6GB STORMX OC

おなじみNVIDIA社の新世代グラフィックボードです。RTXシリーズのような「リアルタイムレイトレーシング」は持っていませんが、その代わりにほかの部分の性能が上がっています。特に、グラフィックスメモリは従来の「GDDR5」から「GDDR6」へ進化しています。アーキテクチャも従来のPascalからTuringとなりました。
正直、「なんのこっちゃさっぱりわからん」ですよね。ここら辺のワードは、Google教授が懇切丁寧に教えてくださるそうなので、そちらを頼ったほうが確実です。

Palit社製のGPUは、コスパに優れた製品が多いです。MSIやASRock、ASUSなどの有名どころもお勧めです。個人的にはこのシンプルな配色と、ボード自体の短さが好きですね。これぐらいの大きさなら、MicroATX規格のマザーボードでも大きさを気にせずに搭載できます。実際に使ってみても、シングルファンですが十分静かです。

現時点ではこのGTX1660Tiはかなりいい選択だと思います。これから「リアルタイムレイトレーシング」に対応したソフトが増えていけば、RTXシリーズを買う価値はどんどん上がっていくと思います。しかし、「そんなもの必要ない」「動画編集がメイン」「ゲームはあんまりしないけどクリエイティブ用途で使いたい」「4K画質よりもフルHDでフレームレートを重視したい」なんて方々にお勧めです。

SSD Intel 760p M.2 256GB

お次はみんな大好きSSDです。今回はシステム・動画編集用にM.2対応のIntel社製SSDとしました。メーカーの5年保証付きです。SSDに貼られているシールをはがしてしまうとメーカー保証の対象外となるので気をつけましょう。PCIe3.0x4のM.2対応ですから、「爆速」です。特に、Windowsに代表されるOSの起動速度がHDDとは桁違いに速いです。パソコンを立ち上げる時に、起動が遅いことによるストレスを感じなくなります。

ところで、カタログではM.2と書かれていても、実際にはPCIeではなくSATAでの接続となっているものがあるので注意しましょう。「内部インターフェイス」を調べればわかると思います。PCIeとSATAでは最大転送速度が天と地ほど違います。まさに「狂気のSATA」ですね。

HDD Seagate 2TB

比較的大きなデータを保存するためのHDDには、Seagate社製のものを買いました。税込みで6,000円ほどでした。かなり安いです。外付けのSiliconPower社2TBHDDとUSB3.1を通じてデータのやり取りをしますが、最大で100MB/sほどの速度が出ます。けっこう速いと思います。SSDとの間では、180MB/sも出ます。コストパフォーマンスはかなり良いです。もう少し容量が欲しいなら、これと同じモデルの4TB版がいいです。税込みで8,000円ちょっとです。

電源 Antec NeoECO 650 GOLD

最重要パーツ・電源です。今回はAntec社の650W電源を選択しました。製品名の通り、「80PLUS GOLD」に対応しています。最大で92%(負荷50%時)の変換効率を実現しています。また、マザーボード・CPU以外の電源ケーブルが着脱可能な「セミモジュラー式」です。SATA用電源ケーブルが多めに付属しています。

電源は10,000円以上のものを選びましょう。はずれを引き当ててしまう可能性がほとんどありません。変換効率にこだわる必要はありませんが、10,000円以上の電源は、品質の良い部品で構成されていますので、耐久性が保証されています。作者が今回購入した電源も、日本製コンデンサ100%使用です。日本製のコンデンサは、世界的に見ても高品質で耐久性の高い、信頼のおける製品として知られています。
また、これくらいの価格帯になると、メーカー保証の期間が長く設定されているものが多いです。今回購入した電源は7年保証付きでした。同じ電源で長く使いたいのであれば、価格10,000円以上は必須条件といえます。

今回の記事は以上となります。

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